2021年1月6日水曜日

◇コロナ禍における実態なき株高の背景と今後を考える_a happy walking with a・・・Mr.Rabbiのひとり言

  ◇ a happy walking with a Labrador Retriever_tue,5,Jan

(^^♪ 調子は良さそうに見えるけど・・・・・。

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_コロナ不景気下でなぜ株高なのか。政府・日銀ぐるみの超金融緩和を背景に、ワクチン製造などコロナ後の景気回復への期待だと言われている。

 しかし、怖いことに株高に実態がついていない。COVIDO-19対策による資金供給で日銀資産がどんどん膨張中だ。2020年12月末には702兆円となり、前年より129兆円増えた。データを開示する1998年以降で最大の増加額となった(日本経済新聞1/5付朝刊「日銀資産、1年で129兆円増 経済下支えも資産バブル懸念 金融機関」)。

 以下、同紙の記事を要約すれば次のようになる。

□資産の伸び率は23%、最も増えたのが銀行などへの貸出金で、20年末で111兆円と2.3倍になった。20年3月にゼロ金利で民間銀行に貸し出しの原資を供給する制度を導入。20年4月以降は各金融機関の利用実績に応じて日銀に持つ当座預金の残高に0.1%の金利をつけるよう制度を拡充し、日銀の貸出金は急増した。

□資金繰り支援ではコマーシャルペーパー(CP)や社債の買い入れ枠も大幅に拡大し、日銀の持つCPと社債は約2倍に増えた。こうした支援が奏功し、企業の資金繰りは依然として厳しいものの、倒産や失業者の急増は抑えられている。

□コロナ禍で上場投資信託(ETF)を年12兆円まで買い入れ可能にした結果、日銀保有のETFは前年比25%増の35兆円。20年の買い入れ額は約7兆円で過去最高。おかげで東証一部全体の時価総額は130兆円程度増え。日銀の保有するETFは時価で45兆円を超えているもようで、最大の日本株保有者になっている。

□国債も535兆円と11%増加、1年以下の短期国債は41兆円と4.4倍に急増した。政府が新型コロナ対応で補正予算を組むため、短期国債を大量発行して日銀がこれを吸収した。

□各国中銀の総資産の増加率を比較すると、米欧は日銀(23%増)以上に急膨張した。米連邦準備理事会(FRB)は7.3兆ドル(約750兆円)で77%増、欧州中央銀行(ECB)は49%増の7兆ユーロ(約880兆円)にのぼる。

 そして、こう分析する「各国中銀の総資産の増加率に着目すると、米欧は日銀(23%増)以上に急膨張した。欧米との伸び率の差は日銀の政策余地の乏しさを映す」。日銀は、主要国ではどの国も実施していないETFの買い入れは開始から10年を超えた。日銀の総資産は国内総生産(GDP)の約1.3倍で、米欧をはるかに上回る。コロナ禍以前から経済を下支えする金融緩和に手をつけてきた結果だ」。

 「国債やETFなどの資産買い入れが大きくなるほど市場機能をゆがめる副作用も増す。企業の資金繰りや雇用を下支えする一方で、株高などの局所的なバブルを助長するとの警戒感も高まっている」。

 いま、政府・日銀は2度目の緊急事態宣言の事態に追い込まれた。「円相場は4日に一時、対ドルで10カ月ぶりとなる円高水準となった。再び日銀の政策期待が市場で高まる可能性がある」。つまり「経済停滞の中での株高」に対する高次元の「資産バブル」への不安と心配の風が吹き始めたことだ。

(全文はこちらから→ 日銀資産、1年で129兆円増 昨年、企業支援で増加額最大

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<今日のこよみ> 

_水戸の正月(睦月)五日、夜明6:14(日の出6:50)、日暮17:13(日の入16:37)、月の出22:56(入10:53)、正午月齢21.4。

_水戸気象台発5時☁(くもり-.-mm)。気温▲0.9℃、北西の風1.4m/s、湿度90%、気圧1018.2hPa。最高気温7.5℃、最低気温▲1.8℃....。天気概況ー昼間は「曇後時々晴」、夜は「曇」・・・・・

_そんなわけで、最終歩数計は、距離3.2km、上った階段3階、歩数4,955歩だった (T_T)である。

_今日の誕生花の「クロッカス」_花言葉は「愛をもう一度」など・・・・だそうです。



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