◇ a happy walking with a Labrador Retriever_Mon,4,Jan
(^^♪ 対岸のスーパーアヒル(コブハクチョウ)が気になるが、実は怖い。
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_COVIDO-19に深堀され新自由主義とグローバリズムの現代資本主義が泥沼にはまり込んで揺れている。そんな時に、日本経済新聞に「宇沢弘文の経済教室 社会の幸福、再考の時」という記事が掲載された。大部分を引用するので問題はあると思うが、日本経済新聞社には善意の宣伝だと思って勘弁してもらいたい。
→ちょうど50年前のきょう。1971年1月4日付の本紙「経済教室」に「混迷する近代経済学の課題」と題した論考が載った。
筆者は米シカゴ大、東京大などで教えた数理経済学の泰斗、宇沢弘文。当時42歳だった。
「今まで経済学者が信じてきたことを徹底的に批判する内容だったから、ちょっと書きすぎたと思って電話で(日経の担当者に)『原稿を差し止めてもらえませんか』と聞いた」
「しかし、『もう印刷に回ってしまったから無理です』と言われてあきらめた」。後に「私の履歴書」で述懐している。
1971年1月4日付の本紙紙面「経済教室」
一度は没に、とためらった論文で、宇沢は何を伝えようとしたのか。
個人がそれぞれの利益を追い求める結果、市場を通じて資源の配分が最も効率的に行われる――。当時の主流経済学に対する懐疑だった。
経済学者は〈目的の正しさ=倫理〉を語る資格はないのか。公平や平等という価値をどのように経済分析に取り込めるのか。困難な道筋だが、避けて通ることはできない、と真摯に語った。
執筆のきっかけはベトナム戦争だった。米政府高官は議会で、「最も効率的な経済的手段で戦争を遂行したから、増税もせずインフレも起きなかった」と胸を張った。
シカゴ大には、戦争終結のためベトナムへの水爆投下を正当化する同僚もいた。1968年に辞表を書き、帰国した・・・・・
氏が創り出した「社会的共通資本」という概念は、その後も少なくない分野に引き継がれている。
「宇沢に師事し、ノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・スティグリッツの追悼の辞が美しい。研究者の本分は特定の利害から離れ、社会の幸福に関心を寄せることだと言い、こう締めくくった。『宇沢先生は私に、後進の研究者たちに模範を示してくださったのです』」。
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宇沢愛用のデスク、遺稿を収めたパソコンがある部屋で思い出を語る長女の占部まりさん(東京都内)
(女医さんだそうです。すごくいい顔してますよね。)
(引用記事、写真とも日本経済新聞1/4朝刊)
全文はこちらから→ 宇沢弘文の経済教室
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<今日のこよみ>
_水戸の正月(睦月)四日、夜明6:14(日の出6:50)、日暮17:12(日の入16:36、月の出21:49(入10:22)、正午月齢20.4。
_水戸気象台発5時☁(くもり-.-mm)。気温▲0.6℃、南南西の風1.3m/s、湿度74%、気圧1019.1hPa。最高気温12.6℃、最低気温▲2.3℃....。天気概況ー昼間は「晴一時曇」、夜は「晴後時々曇」・・・・・
_そんなわけで、最終歩数計は、距離2.9km、上った階段2階、歩数4,157歩だった (T_T)トホホなのである。
_今日の誕生花の「白のヒヤシンス」_花言葉は「心静かな愛」など・・・・だそうです。
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