2020年12月4日金曜日

人命重視が経済も救う。二兎追うものは一兎も得ず・・・Mr.Rabbiのひとり言。

◇ a happy walking with a Labrador Retriever in Mito,逆川緑地_thu,03,Dec

人命重視が経済も救う。二兎追うものは一兎も得ず・・・Mr.Rabbiのひとり言。

(^^♪ 逆川緑地「昆虫たちの原っぱ」の木道。 

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◇<人命重視が経済も救う。二兎追うものは一兎も得ず>

_メディアも急激に増加するCOVIDー19の第3波を巡って、或いは日本では「Go Toトラベル」「Go Toイート}を巡って「抑制か経済か」「二兎追うものは一兎も得ず」とか二極の論議が盛んだ。しかし、スガ政権は「GoTo〇〇〇」を止めようとはしない。なぜなのかわからないが、二階自民党幹事長は「広く観光業界のドン」と目されているし、創価学会依存の公明党・赤羽国交相もどうも危なっかしい。利益相反と考えられても仕方あるまい。

 このような中で、英「Financial Times」が「コロナと経済」についてマーチン・ウルフ氏の重厚な論考を掲載した(日本経済新聞11/2付)。日本のとるべき方向性と政治の在り方についてかなり共感できる内容なので紹介したいと思う。


 COVI-19のパンデミックから学んだ唯一にして最大の教訓は、歴史的な観点でみると比較的緩やかなパンデミックであるにもかかわらず、大きな被害を許してしまった。それは、COVID-19は専門家の想像を大きく上回る社会的、経済的な脆弱性を明らかにした。こうした経験を理解し、今後の感染症の影響を管理する方法を学ぶことが重要だ。

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過去のパンデミックと比べると死者は少ない

一部の国では病床数が春と比べて逼迫している

 過去と比べると緩やかといえるパンデミックの経済的被害がこれほど大きくなったのは、なぜか。「それだけの経済的被害を容認できるから」だ。パンデミック中でも、裕福な人の日常的な消費は大部分において支障がない一方で、政府は影響を受けた人と企業を大々的に支援できる。

 市民も、こうした支援を政府に期待する。パンデミックへの対応は、少なくとも豊かな国においては、現在の経済でできることと社会的な価値観を反映している。パンデミックを封じ込めるためなら、我々は大きな代償を払う用意がある。そして、以前よりはるかにうまく封じ込められるようになっている。

新型コロナの被害額は莫大だ

 一部には、各国が選択した手法、特に無差別なロックダウン(都市封鎖)が、こうした莫大な経済的被害の大きな原因だと主張する人もいる。そして、弱っている人だけを守りながら、新型コロナ(とその患者)は自由にのさばらせるべきだったと話している。

 この意見は極めて疑わしい。感染例が多いほど人は自らを守ろうとするからだ。この点は、国際通貨基金(IMF)が最新の「世界経済見通し(WEO)」で指摘している。

 理論上の費用対効果分析ではない、実際の経験に基づく数値をみると、できるかぎりウイルスを抑制すべきだとする論拠がさらに強まる。「経済を救うためには、まず人を救え」と題した米シンクタンク、新経済思考研究所(INET)の最近の論文が、その理由を説明している。論文では、各国の新型コロナ対策は2つに分かれたことを示している。ウイルスを抑制するか、あるいは経済のために一定の死者数を許すかだ。大まかに、前者の方が経済、死者のいずれにおいても被害が少なかった。一方、人命を犠牲にした国は大抵、多くの死者と大きい経済的被害を出している。

 コロナ禍は、経済学者の予想よりもはるかに破壊的な経済的ショックをもたらした。これは極めて大きな教訓だ。新型コロナ以上に毒性の高い感染症の発生はあり得るだけに、次に起きた場合ははるかに素早く抑制しなければならない。多くの人が今、自由が制限されていると騒いでいる。しかし今も未来も、そして永遠に、市民の安寧を守ることが政治の金科玉条であり続けるべきだ。

By Martin Wolf(11月25日付)

*出所:日本経済新聞、詳細はこちら

人命重視が経済も救う 次の感染流行へ備えを

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何メートルにもなる「皇帝ダリア」。今年は伸び止めを遅くにしたので花が咲きません。失敗です。(画像は18/12/3撮影)

<今日のこよみ> 

_水戸の師走の三日、夜明5:57(日の出6:33)、日暮16:58(日の入16:23)、月の出18:39(入8:53)、正午月齢17.9。

_水戸気象台発5時☁(くもりー.ーmm)。気温6.6℃、北の風2.2m/s、湿度93%、気圧1015.6hPa。最高気温9.3℃、最低気温3.6℃....。天気概況ー昼間は「曇後一時雨一時晴」、夜は「晴時々霧後曇」・・・・・


_平均気温は7.0℃、10℃にも届かない寒くてぐずぐずした一日。去年の年末年始は温かく外で「能登牡蠣」のBBQだったが、今年はplusCOVID19も加わり寒さがいっそう増しそうだ。北国からは雪の便り。Sカー・JIMUNNYに付録でついてきた冬用タイヤを履かせた。法的には走行場所によっては必要だが、四駆に冬用タイヤなんて履いたことがなかった(お金もないし高速にものらないし....)が、今年は雪道走るぞ。

_そんなわけで、最終歩数計は、距離8.0km、上った階段8階、歩数11,030歩でした(^^♪。

_師走3日、今日の誕生花の「ラベンダー」_花言葉は「期待」・・・・だそうです。



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